namiguro’s diary

健康とお金を大切に

節約生活「なぜ貯金が必要なのか」

「先輩は、なんで貯金してるんすか?」 自衛隊に入隊してから7年目の頃、後輩隊員からそう問われたことがあった。正直、このときにはまだ明確な答えがあったわけではなかった。私はとりあえず「何かあったときにお金がないと困るから」という当たり障りのな…

節約生活「最大の敵」

月額5万円の積立が成功したら、次は6万円、そして7万円と、徐々に目標金額を増やしていきたくなった。そのために、お小遣いを6万円、5万円と、徐々に減らしていく。 浪費体質は、そう簡単には変えられない。筋トレと同じように、少しずつ体質改善し、ス…

節約生活「ラチェット効果の罠」

自衛隊に入隊して1年目の頃、ある先輩から聞いた話を時々思い出すことがある。 「俺が自衛隊に入隊した頃、同期のメンバーたちと賭けをした。それは、今日から1ヶ月間、1番お金を使わなかったやつが優勝、メンバー1人ずつから千円をもらえる、というゲー…

節約生活「家計簿のすすめ」

自衛隊に入隊してから1年半で、ゆうちょ銀行の残高はほぼ底をついてしまった。 何の知識もない私は、ただ積立て額を増やせば自動的に貯金が増えていくだろうと軽く考えてしまっていた。積立てたお金は確かに共済組合側に貯まってはいったが、同時にゆうちょ…

節約生活「貯金の失敗」

頂いた給与を使い果たしてしまっていた私は、自衛隊の定額積立貯金(自衛隊では定積(ていづみ)という)を利用しようと考えた。貯金の基本は「先取り」であり、収入-支出=貯金ではなく、収入-貯金=支出にすることで、確実に貯蓄できるようになる。そのため…

節約生活「朱に交われば」

楽しい研修生活を終え、飛行機で沖縄へゆく。 中学時代の修学旅行以来だった。ジメジメとした暑さと、ヤシの木のような街路樹が目に入る。待機してくれていた職場の先輩に迎えられ、他愛もない話をしながら基地に向かった。緊張のせいか、ここから先はあまり…

節約生活「浪費時代の始まり」

熊谷基地は通信職種の研修学校であり、第4術科学校と呼ばれる。 そして術科学校(以下、術校)の期間中は、自衛隊人生で最後の天国でだとよく言われる。 教育隊での厳しい生活とは一変して、熊谷基地では比較的自由な生活を送ることができる。 勉強することが…

節約生活「最初が肝心」

自衛隊へ入隊すると、まず始めに「教育隊」という部隊へ赴任する。 全国のうち、東日本側の出身者は埼玉県の、西日本側の出身者は山口県の基地へと分かれることになり、およそ3ヶ月間、自衛官としての基礎教育を叩き込まれることとなる。自由を大きく制限さ…

節約生活「自衛隊の始まり」

自衛隊に入隊した1番の目的は、「貯金」だった。 その他にも、 ・規則正しい生活が身に付くこと。 ・体が鍛えられること。 ・てきぱきと行動できるようになること。 ・時間の大切さが身に付くこと。 このように厳しい環境に身を置くことによって得られるメ…